大切なものは?

今日は節分
豆まき、 巻き寿司のかぶりつき
もう子供が大きくなったから 豆まきはしなくなったけど
やっぱり 「鬼は外~!福は内~!」て小さな声で ベランダから
堤防の草むらに隠れてる鬼に向かって ぱらり と撒いておこう。


ところで、新聞に ‘紙上特別講義‘と題して
関西学院大学准教授 藤井美和 さんの 『死生観 2』が載っていました。
転記してみます。

大切なものは何か?
ときに考えることで 生き方は違ってきます。


人生において本当に大切なものはなにか。
講義では疑似体験することで考えてもらっています。

・形のある大切なもの
・大切な活動
・大切な人
・形のない大切なもの

この4領域から 3つずつ選んで、12枚の紙に書くことから始めます。
このときに、多くの人が普段何を大切にしていたのか
考えていなかったことに気づきます。

それから、21歳の学生が癌に侵され、亡くなっていく過程を疑似体験します。病の経過を綴った日記を私が読み上げる中で
何をあきらめていくのかを決めて、順番にその紙を破っていくのです。

入院して検査をする時に 3枚
手術をする時に 3枚

たいていは形のあるものから消えます。
さらに、自身の病気が癌であるとわかった時に 3枚破る。
そして、最期を悟った時に2枚を破ります。

ほんとうに大切なものは何だったのか?
なんのために生きてきたのか?

手放す過程でこうした問いを自らに突きつけ
その答えを求めて苦しむのです。
これが、自分という存在の根底を揺るがす スピリチュアル ペイン
つまり、魂の痛みなのです。

残った1枚が 多くが 「母」や「愛」です。
そして、それを持って 目を閉じ、私の「さようなら」の言葉とともに
破ります。

死の疑似体験によって学生は変わります。
当たり前の生活がどれほど大切なものだったか。
いかに多くの人に支えられていたか。
死に直面して苦しんでいる人に なんて安易な言葉をかけていたか。
そうしたことに気づくからでしょう。

====中略====
魂の痛みに苦しむ中で、心の支えになるのは
自身を取り巻く「関係性」です。
周りの人や自分の信じるものに どれだけ支えられているかということです。
死を受容できることは この「関係性」によるところが大きい。
身をゆだねられる人や 大きな存在に命を手渡して逝くことができたら
死はその人にとって意味のあるものとなるでしょう。

死を前にしたとき、本当に大切なものはなにか。
ときに立ち止まって考えることで、生き方は違ってくるのです。


***********************************************
というわけで
私にとって大切なものを考えてみました。

①形のある大切なもの
     ・今はいない母や兄妹達からの手紙 
     ・赤ちゃんの頃から父が撮ってくれた写真
     ・兄から誕生日にもらった本
     ・父にもらったアクセサリー

      愛用の折りたたみ自転車も、3年ローンで買ったお気に入りの
      テーブルも大切だけど 失ったら二度と手に入らないものが
      もっと大切かなぁ

②大切な活動
     ・ポタリング ・芸術鑑賞 ・花や自然に親しむ ・家事 ・仕事
③大切な人
     ・家族   ・父   ・友人
④形のない大切なもの
     ・感動するこころ
     ・まごころ
     ・楽しむこころ
     ・思いやり
     ・感謝するこころ 
     ・きづな

3つより多い。④が特に多い  ①はなかなか思い浮かばなかった
物にはあまり執着心がないようです。
私の最期の一枚は何だろう。
Commented by kaede-natural at 2009-02-03 23:34
う~ん、死を疑似体験すると、人は色々考えたりするようになるんだ~。
私は死の疑似体験はしたことはないけど、何かをやろうかやめようか迷った時、これをやらないと、死ぬ時に後悔するだろうと思うことは、やるようにしてるかな。
自分が大切だと思うものや人や地位や名誉とかお金とかを手放さざるを得ない時(執着を手放す時)というのは、その執着しているものをなかなか手放すことができない自分についてとても苦しむ。。
ほんとにつらい!!
でも勇気をもって手放しちゃうと、しばらくは辛いけど、なんか順番に楽になってくる。すると人のありがたみを痛感するんだよね~。
それで人として成長できた自分がすごいじゃん、私ってすげ~~っ!!とか思えてきて結構自分が好きですわ~~。。。
ものすごく複雑なようで超単純な人間です、はい。
Commented by kasumi_em at 2009-02-04 15:57
かえでへ
この擬似体験は特に若い人に有効かもしれん。私ら位の年代になれば いろんな体験をして それなりに何が自分に大切か分かってきてるだろうから。
そう、死ぬときに後悔はしたくないね。いつ死ぬかなんてわからんから 迷ったらとりあえずやってみる、という手もあるわ。
ほんとに大切なものを手放さなくてはならなくなったら 苦しいだろうね。
奪い去られるなら諦めもつきやすいけど。
でも、また新しいものや新しい自分や考え方に出合うことができる。
かえで、えらいなぁ。自分を好きっていうのは前向きな証拠やわ。
単純?結構結構!^^
Commented by ブルーベリー at 2009-02-04 22:28 x
何だか難しい問題ですね。
大切なもの・・なんだろうなぁ~
改めて考えると中々思いつかないけど、やっぱり物より気持ちと言うか形のないものだと思うけど・・・
物にはあまり執着しないですね。
だから結構処分出来るのかも知れないね。
またゆっくり考えてみます(^^ゞ
Commented by kasumi_em at 2009-02-05 02:04
ブルーベリーさん
悩ませてしまいましたか?すみません。
でも、ときには考えてこころ(頭)の整理をしてみるのも良いものです。
やっぱりこころの拠り所となるものが大切な気がしますね。
Commented by ゆき at 2009-02-05 21:17 x
こんばんは
私もあらためて考えてみると、すぐには思い浮かばない。
形のある大切な物・・・子供達や家族のアルバムとか。
あとなんだろう・・・って感じでまったく思い浮かばないです。。。
でも、かすみさん、いい記事を載せてくれてありがとう^^
こういうことってきっかけがないとなかなか考えたりしないから、
ちょっと考えてみるいい機会ができました。
最後の1枚・・・難しいね。
Commented by うまこ at 2009-02-05 23:51 x
こんばんは。バトン気分ですね。
形ある大切なもの・・ アルバム、私が生まれたときに両親と祖母がつけていた育児日記。それから私がつけていた子どもたちの育児日記ですかね。
大切な活動・・今の仕事とそれに付随すること。学童の役員活動ですね。
大切な人・・家族と身内、友だち、職場で私に喜びをくれる子たち
形のない大切なもの・・私が生きてきて経験してきたこと。自分が心のままに行動して手に入れてきた価値観、ですかね。
凄くまじめに考えちゃいました。w

Commented by kasumi_em at 2009-02-06 15:21
ゆきさん
こんにちは。^^ 
家族にアルバム。。想い出が詰まってます。
大切なもの。記憶にも残ってるけど、写真みると もっといろんなものが思い出されるね。あ~そうだったとか、えー、こんなだったけ?とか。
そういや、この小屋の裏に秘密の場所があったなとかね。
また、ゆっくり考えてください。コメントしにくい記事にコメありがとう。
Commented by kasumi_em at 2009-02-06 15:30
うまこさん
こんにちは。^^ ほんと、バトンね。
へぇ、うまこさんのおばあ様も育児日記を残してくれてるの?おもしろいね、なんか見てみたいわぁ。^^
そういや私も育児日記つけたんだった。長女のだけ。。。
学童の役員、本腰いれるんですか?うまこさん、使命感強いの尊敬します。
いろんな経験したこと 目には見えないこころの財産ですね。
お答えありがとう。
Commented by たまみ at 2009-02-08 09:34 x
特に若いと生きているのが当たり前、健康でいることが当たり前、と思ってしまうけど、そうではないことを時折こうやって具体的に想像することは大切ですよね。生きる、ということを意識して行えるようになる。

もともと私は”かたちある物”にたいする執着があまりないです。あったらいいなーと思うものはたいていなくても乗り切れちゃうことをなんとなく体得してきました。移動の多い生活をしてきたから、もしくは途上国での暮らしのおかげかも。途上国ではなくても、何か2つ以上のことを知ってその違いの中から気づき学ぶことって結構ありますよね。ひとつしか知らないのは何も知らないのと同じだ、とあの武士道の新渡戸さんも言ってたな。

・・・って、なんの話でしたっけ?
話がそれたところで、書き逃げっ!
Commented by こと at 2009-02-08 15:09 x
んん・・・むずかしい
大切なもの・・・・ いろいろ考えたけど、いっぱい有り過ぎる
形のあるものも 無いものも
どれも捨てられへんなあ  死んでも捨てれんような気がするなあ
欲張りでしょうかああ・・・・・・・・(^^ゞ
Commented by kasumi_em at 2009-02-08 15:15
たまみさん
そうです。病気になって健康の有難さを改めて思うように
死を考えた時に生きてることが当たり前でない 幸せなことだと思える。
たまみさんは貴重な経験をしてると思います。
同じものでも見方を変えてみることができるといいですね。
料理研究家の大原照子さんが、持ち物を少なくすれば シンプルで こころ豊かに過ごせるとおっしゃってます。実行したいけどなかなか。。。
Commented by kasumi_em at 2009-02-08 15:19
ことさん
考えてみてくれたん? いっぱいあるよねぇ~。
そこから どれを手放すかが問題なんよ。
いや、そこをむりやり。。。
もう、全部もって逝き!^^
Commented by kasumi_em at 2009-02-08 18:05
ことさん↑のもう、全部もって逝き!て ごめ~ん。
気を悪くせんといてね、深い意味ないし。。。
Commented by こと at 2009-02-08 21:41 x
(^。^)気にしてへんよ
私の父親は、10年以上前に死んだし、母親は去年逝ったやんか
自分の年を差し引いて、考えるんよ。あと何年って
時間が、過ぎるのもすっごい速く感じるし・・・・たまに焦ってる時があるん
実際、死を目前にしたときのことまで想像しようとしてることがあるし・・・
形のあるものは、無理としても それ以外は、最後まで大切にしたい・・・
そう思っただけ(^^ゞ
by kasumi_em | 2009-02-03 11:13 | Comments(14)

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